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完全栄養食(完全食)のデメリット…これだけで生活はキツイかもしれない

完全栄養食(完全食)はその名の通り栄養が摂れることはわかったけど、デメリットないの?と気になりますよね。

結論から言うと、完全栄養食にデメリットはあります!(ただし物による)

ここでは、完全栄養食を実際に食べている私がデメリットやリスクなどを紹介しつつ、完全栄養食との上手な付き合い方をまとめています。

完全栄養食だけで生活するとなると厳しいですが、取り入れ方次第では食事の時短や体調が悪いときの手軽な栄養補給におすすめですよ^^

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始める前に知りたい完全栄養食(完全食)のデメリット

完全栄養食(完全食)のデメリットはざっと下記4つが挙げられます。

味への飽き
食事の満足度(満腹感)の低さ
コミュニケーションが少ない
噛まない健康リスク

飽きる!

完全栄養食は、栄養バランスが良いのだからデメリットなどほとんど無いように感じますが、味付けのレパートリーが少ない商品や、同じ形状でずっと食べ続ける商品の場合は、飽きてしまうことがあります。

やはり、いくら健康のためとはいえ毎日同じ味付けのパスタを食べることはなかなか厳しいものがあります。

そういった意味では、パンやパウダー・ドリンク類もガラリと味を変えられないものは、飽きることがデメリットと言えるでしょう。

食事の満足度が低い

完全栄養食は、すべてが一定量での摂取となるため、食事としての満足度は高くはありません。

例えば、ドリンクを1日1回夕食に摂るケースで考えてみてください。コップ1杯で食事を終わらせることは、数回程度ならがんばれそうですが、毎日となればどれほど耐えられるでしょうか。

人の体はそのときの体調や疲労度によって、多く食べたい日もありますよね。そういったときに融通が利かないことは、食事としての満足度を低下させてしまうこともあります。

コミュニケーションゼロ!

通常の食事は何品かを味わいながら、家族や友人とのコミュニケーションも楽しむ時間です。

対して、完全栄養食は麺類でもない限り、ドリンク類をサーっと飲み干して終わってしまいます。

ある程度味わうことはできても、自分だけが早く食事を終えてしまうため、周囲に合わせてコミュニケーションを取りにくくなります。

また、一緒に食卓を囲む家族や友人にも気を使わせてしまうこともあるので、完全栄養食を摂るタイミングを選ぶことも必要でしょう。

噛まない(早食い)は健康リスク大

完全栄養食のうち、麺類やパン・グミ以外のドリンク系は、最短30秒程度で噛まずに食事が終了します。

ごくごく飲んでしまえば、数秒というケースもあるでしょう。

ですが、ドリンクの完全栄養食を一気に飲むと腹持ちが悪く、咀嚼しないことは脳の記憶力にも影響を及ぼします。

さらに、早食いをしている状態とさほど変わりがないため、満腹感を感じにくく、血中の糖の濃度が急上昇しやすくなり、最悪の場合、糖尿病のリスクも高めてしまいます。

完全栄養食をせっかく健康のために取り入れているのに、病気になってしまうのでは元も子もありませんよね。

できれば、咀嚼が必要で時間をかけて食べるタイプの完全栄養食がおすすめですよ。

(参考:咀嚼(噛むこと)の重要性 日本訪問歯科協会より)

意外と知らない?食事の重要性

毎日、食べている食事には、3つの機能があることをご存じでしょうか。

あまり深く考えてなかった!という方もいると思いますが、ここでは食事の3つの機能と、完全栄養食が3つのうちどれに当てはまるのかを見ていきましょう。

(参考:食品の機能性より)

一次機能(栄養補給)

食事に求められる機能のうち、一次機能には栄養補給としての機能があります。摂取した栄養からエネルギー源や体を作るための役割を担っています。

カロリーをはじめ、たんぱく質・糖質・脂質・ビタミン・ミネラルなどを補給して生命を維持する機能です。

完全栄養食はこの一次機能に特化した食品で、効率的に栄養を摂取することを優先して作られています。

食事を規則正しく摂ることは、しっかりと栄養を吸収することで、心と体を活動できる状態にコントロールするほか、自炊は健全な日常生活の基盤ともなる技術と言われています。

二次機能(嗜好性)

二次機能に分類されるのは食事の嗜好性です。香りや色味、歯ごたえ、舌触りなど食べたときに美味しさをより感じさせて、食欲を誘発する役割を担っています。

三次機能(生体調節)

三時機能に分類されるのは生体調節に関わる機能で、生活リズムの調整や各種疾病の予防などに関わっています。

老化の制御などにも深く関わっているため、美容にも作用する機能だといえます。

【初心者必見】完全栄養食(完全食)の上手な取り入れ方

個人のライフスタイルによって用途は変わることは当然ですが、そんな中でも完全栄養食(完全食)の上手な取り入れ方を紹介していきます。

特にこれから食事を完全栄養食にしてみようかな~と考えている方は参考にしてくださいね。

1食だけ完全栄養食に変える

完全栄養食は毎日3食ずっと食べ続けるよりも、1日のうち1食を完全栄養食に置き換えて1週間のうち数日程度繰り返すことが取り入れやすいです。

1週間のうち、月曜・水曜・金曜の昼食を完全栄養食に置き換えれば、無理なく取り入れることができるでしょう。

余裕がある方は徐々に置き換える日数を増やしていけば、効率的に置き換えていけるようになります。

夕食は食事を楽しむ、コミュニケーションなどを優先

カロリー消費が落ちる夕食に、完全栄養食を当てたいと思う方も多いことでしょう。

朝食と昼食を1人で食べることが多い方は、置き換えるのは昼食にして夕食は家族や友人とのコミュニケーションを優先することがおすすめです。

楽しく食事をすることは良くあることのようでも、貴重な時間です。その日にあったことを話すだけでも気が楽になり、同じおかずを食べて美味しさを共感することは、ストレス発散や幸せを感じる時間としても重要です。

飽きの予防に各メーカーの完全栄養食をローテーション

完全栄養食の味のバリエーションは2~3種類と多くはないことや、購入単位が20日分程度からと長いため、どうしても味に飽きてしまう傾向があります。

味に飽きて「またこれかぁ」とか「もう、食べたくない!」と思うようなことを避けるためにも、各メーカーの完全栄養食をローテーションで食べることがおすすめです。

今日はドリンク、翌日はパスタ、そのまた翌日はパンといったようにメニューを変えていけば、1社の完全栄養食の2~3種類の味をローテーションで食べるよりもずっと良いのではないでしょうか。

完全栄養食を2~3社利用するとなると、若干初期費用がかかりますが、期間を決めてダイエットをしたり、運動で体を引き締めたりする予定がある方にはおすすめの摂取方法です。

まとめ

完全栄養食(完全食)のデメリットやリスクなどはじめ、食事の意外な重要性を紹介しました。

いかに完全栄養食だけで生活していくかが難しいことがわかりますよね。

仮に常食した場合、栄養面を充実させることはできますが、食べる喜びや満足感、食事中のコミュニケーションといった面ではストレスを貯めやすくなるからです。

食べたい!という欲求を満たすことも大切なことなので、用途に合わせて上手に完全栄養食を取り入れていきましょう。

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